DaisyBar

LIVE REPORT

2006.1 JANUARY

2005/12/31

<DaisyBar CountDown'05 GO TO→'06 SPECIAL >
カゲロウ / the blondie plastic wagon / マッドPA / mercydo / Briar / 植木遊人 / SKASH /
/ THE MIDNIGHTS / 猫背不眠症 / JAZZCOKE / デカスロン /ジ・アーモンズ / 尾崎世界観

まずは前半戦アーモンズからがっちりスタート。二番手Briarが18時の段階で何故か突如カウントダウンして、お祭り度数&アルコール度数を一気に上げたかと思うと、いつも時間一杯演奏するデカスロンが入魂の3曲のみの演奏でいきなり巻く。SKASHは、小五郎さんまで上半身裸!で気合い入りまくりの演奏を見せてくれ、それを受けて登場したTHE MIDNIGHTSもいつもながらのPOPでROCK'N ROLLな演奏を聴かせてくれました。
ここでひと先ず前半戦終了と言うことで、DaisyBar特製年越し蕎麦など食べてもらいながらブレイクタイム。この頃から、後半戦の出演バンドも続々と会場入り。またご近所でのライブを終えたバンド君達なども顔をみせてくれたり、みんないい具合に飲酒傾向あり。大晦日ですからね。お祭りですからね。そんな感じの後半戦はクリープハイプ尾崎君の弾き語りからスタート。アルコール度数が上がってきた会場で弾き語りは大変だろうなーと思いつつも、尾崎君も既に酔ってましたね。ギターはかなり危なっかしかったけど、唄も雰囲気もばっちりでした。個人的に好きなふーりんが聴けてよかった。でも新曲聴き逃したのは残念でした。そして次は猫背不眠症。尾崎君を煽ったりもしつつ、これまた良いライブでした。ハマッテましたね。観て感極まってた人もいました。後半戦はこの時点で既にかなり会場の熱も上がってきていて、異様な熱気が充満してきた所でmercydo。その熱を更に高くするライブを展開してくれました。ここ最近彼らのライブはハズレ無しです。そして、23時もまわり更にお客さんも増えて来た所で、既にこの日3ステージをこなして来た植木遊人登場。アコギをマーシャルで鳴らし、弾き語りとは思えない文字通り縦横無尽な演奏で会場を完全に掌握してしまっておりました。以前、ROCKERSで観た時よりも更に進化してました。恐るべし。
新年も近づく時間になってくると、長時間最高な演奏が続いていたのと、それに呼応するかの様に酒の量が増えてきたという事で、壊れる人も。それも相まってかDaisyBarの空気が更に渾沌としてきたのですが、次に登場したカゲロウの姿はその空気に良い意味でハマッテいて、DaisyBarが何か昔の外国映画に出てくる酒場の様でした。そしてそんな中カウントダウンという役目を見事に果たしてくれました。ありがとう。そして日付も変わった所でDaisyBar初登場のJAZZ COKE。新年って事で、既にJAZZCOKEの会場入りの時点で一つのパーティー会場がそのまま移動してきたかの様な感じでしたが、そのパーティーモード全開のステージはさすがでした。またちゃんと出てください!そして、the blondie plastic wagon。この日のブロンディーは凄まじかった。何か他にうまい言葉が見つからないのですが、会場のノリも最高潮に達しておりまして、何か降りてきてしまったかの様でした。年明け早々スペシャルな体験をさせてもらいました。そしてトリはマッドPA。どういう訳かDaisyBarではいつも渾沌としたイベントを締める役割を担わされる彼らですが、今回もマッドPAらしさをきちんと見せてくれて、長時間に渡るイベントを締めてくれました。
DaisyBar初のカウントダウンイベントは個人的に反省点だらけなのですが、それも含
めて、個人的には、第1回のフジロックにも通じるロック体験となりました。(加)