DaisyBar

LIVE REPORT

2006.5 MAY

2006.5.14(sun)<ドキュメント...06>


Echo-SUN/FOOL&SCISSORS/sister jet/Briar

まずは、Briar。いきなりトップギア全開の前のめりなライブで、ステージから客を煽れば客席からも煽られ、リクエストに応えてセットリストを変えたり、初っぱなからクライマックスの様な、正に王道のロックスタイルなパフォーマンスで会場を大いに盛り上げてくれました。
二番目に登場は、sister jet。のびのびと自由度高く楽しげに演奏している姿を観ているとこちらまで楽しくなってしまいます。そして先月も書きましたが、相変わらずどの曲も良いです。何度かDaisyBarで見た彼らのライブの中でこの日が一番良かったかも。そして、三番手は、FOOL&SCISSORS。最初は、どうしても以前とどう変わったかと言う事を気にしながら観てしまっていたのですが、途中からすっかりそうした事は頭の中から消えており、一つのバンドとして見入ってしまいました。この日、新メンバーになって二度目のライブという事でしたが、そうした雰囲気は微塵も感じず、既にバンドでした。FOOL&SCISSORSとして新たなGROOVEを獲得するのもそんなに遠いことでは無いと思います。
そしてトリはEcho-SUN。ハンドマイクで、客を煽りまくり、客席の一人ひとりと視線が合うまでステージから視線を投げ、汗を飛び散らせながら歌い続ける彼らのライブは最高です。この日もガンガン飛ばしまくりのステージで、エネルギーを発しまくっていました。客席の熱がステージの熱に追いついてないと思えば、「俺たちが最高のパフォーマンスしているんだから、ちゃんと盛り上がれよ!」と一人一人に辻説法するかの様な勢いでガンガンに押し切る、そんなEcho-SUNのライブを観ていると気持ちいいし、何故か嬉しくなってしまいます。そして、ロックバンドなんて、もともと人より一段高い所に立って、デカい音出して、言いたいこと言って押しつけがましいモノな訳で、これくらい押しつけがましくて調度良いぐらいかも、と、思ってしまいます。
そんな訳で、DaisyBarでEcho-SUNのライブを観る時は、逃げ場がないので覚悟しましょう。(加)